こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
遺族年金・・
ある程度の年齢になると気になる内容です。
私もその1人です。
ご家族の方の万一の年金額は・・・
ただ、制度内容となると、とても複雑に思えます・・
深く学習しても混乱してしまいそうになります・・
その遺族年金の仕組みが、さらに将来変わることになりました。
変わると言われても、そもそも、現状が分かりづらい・・
実は、今年、厚生労働省から大まかではありますが、「分かりやすい」遺族年金の仕組みを解説?した資料が公開されました。
見ると、確かに、複雑な内容を分かりやすくまとめてあります。
ですので、正直、かなり内容不足かとは思いますが、あえてブログにアップさせて頂きました。
図に関しては、「年金制度改正法に関する広報について」厚生労働省 年金局>「年金制度総論」>「遺族年金の見直し」より抜粋
遺族年金、かなりざっくり解説パターン
亡くなった方が保険料納付などの要件を満たしている場合の資料

○大雑把! さすがに、これだけでは雑過ぎますので、もう少し補足を・・⇓
遺族年金、私は・・もらえる?(現行制度)

○遺族基礎年金は、こども(18歳になった年度末まで、または、障害状態にある20歳未満の方)がいないと、もらえません。
私は、初めて知ったとき、子どもがいないともらえないんだ・・
子どもさんが小さいときに、ご不幸があった方向けの年金と思いました。
一方、遺族厚生年金は、・・
もらえる方の条件が複雑でして・・
ざっくり言えば、上記の図です。
それで、次に、ざっくり、遺族年金はいくらもらえるのかと言いますと・・⇓
遺族年金はいくらもらえる あくまで一例です。(現行制度)

※遺族基礎年金の数値は2024年度の数値が使われているようです。2025年度は増えています。毎年、増減しますので。
○上記は、ほんの一例です。
上記の遺族厚生年金のざっくり計算内容:
今までの平均月収入35万×12ヶ月=平均年収420万
420万×0.5481%×25年(25年以下→25年とみなして計算)×3/4≒43.1628万
→ 100円未満切捨てされ、43.16万円/年
※年齢が高くてあてにならないと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
厚生年金の加入期間が25年以上でしたら、そのまま、その年数をかけることになります。
最後に×3/4をお願いします。
あくまでも、上記は厚生年金に加入中に死亡された方のケースです。
※会社(厚生年金)の被保険者だった方の場合、受給資格期間が原則25年以上ある方が対象になります。
例えば、厚生年金の加入期間が10年、ほか国民年金期間が15年以上でしたら、10年分の遺族厚生年金がもらえます。(このケースでは25年計算とみなされません)
※ほか、現行制度では遺族の年収要件などがあります。
試しに、ChatGPTに再確認しましたが、不正確な回答が返ってきました。
問いかけに、「正確に」とか、「分からなければ分からないと回答」などと尋ね方を考えないといけませんね。
ここはやはり、日本年金機構のページでご確認された方が宜しいかと思います。
話それますが、ほかにもハルシネーションがあり、驚きました。
先日、生年月日を入れて、九星気学を占ったら、全然、違う星が表示されました(^^;)
今回は遺族年金の現行制度でした。次回から変更点を見ていこうと思っています。
いつも、有難うございます。
