こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
遺族年金・・
とても複雑な遺族年金の制度内容。
その遺族年金の仕組みが、さらに将来変わることになったと、ブログにアップして参りました。
中でも遺族厚生年金が、かなり変わりそうということで、前回からの続き、子どものいない、遺族厚生年金の見直しです。
今回2025年改正の目玉です。
以前から、度々使っています厚生労働省の「分かりやすい」遺族年金の仕組みを解説した資料を使いたいと思います。
掲載されています図は、「年金制度改正法に関する広報について」厚生労働省 年金局>「年金制度総論」>「遺族年金の見直し」より抜粋しています。
ということで、今回も「こどもがいない60歳未満の遺族厚生年金」に関してです。

●改正内容は、かなり分かりやすくまとめてあると思います。
おそらく、制度が始ったら、その時に、さらに詳細が分かると想定しています。
ただ、上の図内の右下の「今回の改正後も変わりなく受給できる方」に当てはまる方は、現行維持となります。

●上の図も同じように分かりやすくまとめてあります。
■改正の施行日を見てみましょう

ざっくりになりましたが、以上、大きな改正点かと思います。
今回の改正、5年間の有期給付ですがプラスの部分もあり、増額も検討され、配慮が必要な場合は5年目以降も継続される点、 65歳以降の老齢厚生年金に、亡くなった配偶者の方の報酬が高かった場合には、亡くなった配偶者の厚生年金記録を分割し、遺族の記録に上乗せされる点の配慮もあるようです。
いかが思われましたでしょうか。
(2025年11月17日時点)
