こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
プルルルル プルルルル (携帯鳴る)
ん?誰?
もしもし~○○です~。お~久しぶりやな~。元気しとる?今、仕事何しとるの?
相続相談の仕事してます。
相続?えっ!ホンマか~。
あのな~実はお袋亡くなってなぁ・・。遺言書通りに分けたんやけどな。納得いかへんのよ~。
争いになったんですか?
いいや、生前にやな~お袋から、遺産に関しては、怒ったらアカン。
争ったらアカン!
とだけは言われてたからな。もう争うつもりもない。無理にしたがったけどな・・。
専門家としてどない思う?
生前に家族内で話合いされて、納得のもとで遺言書を書くなり、方向性を皆で共有されたりされれば良かったとは思いますけど・・。
ホンマやな~。そうや~。『納得感』や!
もらえる分が多少、少なくても納得しとったら文句言わへんがな~。分かっとったらな~。
・・文句言わへんって。親の言うことやから。
でな~。みんな、気づいてないんや。相続が起きて初めてわかるんよ。
家の中、バラバラになるんや。
オレも、こうなって初めて知ったわ。
で、どうなったんですか?
お~!姉貴とも縁切ったわ!!も~連絡もせ~へんし、あらへん。
だからよ~。後輩にこうならんようにな~、今のうちから相続対策せ~よと。
何かいいアドバイスするために、不動産の勉強しとるとこだったんや。不動産、分けられへんもんなぁ。
まさか山根がそんな(相続)仕事しとるとは知らんかったがな。
オレも相続経験して初めて分かったわ。
人間、いつどうなるか、死ぬときなんて分からへんって~。
遅い早い関係あらへんがな。
そいつん(後輩)ところにな、8月に・・・
これって、週刊誌やネットでの相続話ではありません。先週、私が受けた電話の内容です。
現実問題として家庭裁判所まで争わなくても、家族内で疎遠になることはよく耳にします。
で・す・か・ら・・ことが起きてからでは遅いのです!
ただ、残念ながら、上の例はごくごく一般的に起こりうる例であり、特に変わった例ではなさそうです。
まだ、遺言書があっただけでも、だいぶましです。