こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
さて、今回は以前からの引き続きになります「高齢者の生活状況に関する調査」です。
グラフ・表・数値・文言は、一部を除き、内閣府 「令和五年度高齢社会対策総合調査(高齢者の住宅と生活環境に関する調査)の結果」より抜粋させて頂いております。
●調査対象者の基本属性
男47.7% 女52.3%
65~69歳22.8% 70~74歳28.2% 75~79歳22.5% 80~84歳15.9% 85歳以上10.7%
女性1400名、男性1277名、合計2677名
【問】ふだん、近所の人とは、どのようなお付き合いをなさっていますか。(複数回答可)
会えば挨拶をする 84.6%
外でちょっと立ち話をする 61.3%
物をあげたりもらったりする 47.4%
相談事があったとき、相談したり、相談されたりする 18.8%
お茶や食事を一緒にする 16.0%
趣味を共にする 11.9%
病気の時に助け合う 6.3%
家事やちょっとした用事をしたり、してもらったりする 5.3%
その他 4.5%
不明・無回答 1.7%
性別でみると、「外でちょっと立ち話をする」は女性が69.2%と、男性(52.7%)よりも高い。
「物をあげたりもらったりする」も同様に、女性が55.6%と、男性(38.4%)よりも高い。
年齢でみると、男女ともに85歳以上になると、いずれの項目も低くなる。
都市規模でみると、町村は「物をあげたりもらったりする」(64.4%)が高い。
【問】ふだん親しくしている友人・仲間はどの程度いますか。(回答は一つのみ)

性・年齢でみると、女性は84歳までは、親しくしている友人・仲間が「いる(再掲)」が8割5分以上であるが、85歳以上で7割台前半と低くなる。
男性は84歳までは、親しくしている友人・仲間が「いる(再掲)」が8割前後であるが、85歳以上で7割台前半と低くなる。(私所感)
都市規模でみると、町村は友人・仲間が「いる(再掲)」(87.7%)が高い。
【問】日常生活の作業(電球の交換や庭の手入れなど)が一人ではできなくなったとき、同居の家族以外に頼れる人がいますか。(複数回答可)
別居の家族・親族 63.9%
有料のサービスを利用 25.6%
近所の人 16.2%
友人 15.4%
生活支援のボランティア 7.7%
頼れる人はいない 11.1%
不明・無回答 2.0%
性・年齢でみると、男性の65~69歳は、「頼れる人はいない」(19.1%)が高い。
男性の70~79歳以下の「頼れる人はいない」割合(14%後半)は、女性のおおよそ2倍。(私所感)
男性の80~84歳以下の「頼れる人はいない」割合(9.4%)は、女性のおおよそ2倍。(私所感)
都市規模でみると、町村は「近所の人」(25.7%)と「友人」(21.8%)が高い。
【所感】
男性は女性と比較して、地域コミュニティ内で会話の頻度が少ない、友人・仲間同志の会話が少ない傾向がある様に思えます。
男性は周りを頼らずお金を出して業者に任せる・・自分自身で・・という考えかた??
実際、周りをみて・・女性の方が活発に地域の小さな集まりを築いているような・・。
ん~ただ・・若い方はどうでしょう?男女問わず、あまり集まりに参加していないような気もしますが。
そもそもの若い方の人数が少ないからかもしれませんね。
あくまでも、ここでは65歳以上の方々が調査対象ですので。