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その相続の常識は正しい?!

こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。

私の身近な方々に「相続」の話をすると、ほとんどの方から下の言葉が返ってきます。

その方々がお持ちの常識論です。

でも、それって本当でしょうか?

■『うちには財産が無いからもめない』

この言葉は、実際よく耳にします。

「金持ちケンカせず」の言葉通りなのか定かではありませんが、相続分割事件の中で、5,000万円以下の遺産分割でもめている件数が、全体の76%を占めています。

1000万円以下で争ってる件数が33%も占めています。

結論:財産が少ないほどもめる可能性が高いといえます。

■『うちはみんな仲がいいからもめない』

本当にそうでしょうか。

片親がお亡くなりになったときは、まだ、争いは表面化しないかもしれません。

問題は、二次相続。残されたお一人の親が亡くなられたとき、子供である兄弟姉妹でもめる可能性が高くなるようです。

初めての親の相続の時は、親の前だからおとなしくしている。初めてのことなので緊張している。どことなく身内に気を遣っているのです。

残されたもう一方の親に悲しい思い、心配をかけたくないからおとなしくしている、のでしょうか。

ところが、両親とも他界されていたら、もう気を遣う必要がなく兄弟姉妹で激しい言い争いが始まる場合があるのです。

それはもっともで、子供にも配偶者がつき、さらに子供の子供がいるのです。その家族の代表として遺産分割協議が行われるのです。

特に、兄弟姉妹の中で親の世話をしている人と、世話をしていない人との不平等感です。

介護の面倒になると、相当ハードです。時間も出費もかかります。

「法定相続分」でみると均等に分けないと・・。

均等に分けなければならいわけではありません。

そんな家族から、『親と一緒に住んで、家賃やローン払わずに楽だよね。』という意見もあるでしょう。

それに対して『な~に~!』が始まるのです。

そうです、「感情」爆発です。

だから、遺留分に配慮した「遺言書」が大切になるのです。

さらに、遺言執行者を選定し記載しておくとスムーズに手続きができます。

さらに、なぜそう分けたのかの「付言事項」も記載しておきます。

しかも信用度を上げるために公正証書遺言をお勧めします。

さらに、突っ込んで、可能な限り、生前にご家族内でしっかりとした話し合いをされることを推奨しています。

相続対策は生前が要です。このような問題をサポート、解決策を考えるのも仕事です。

お気軽にご相談ください。

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