こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
さて、今回も「高齢者の生活状況に関する調査」です。
その生活の中での不便なこと・心配なことに関してです。
グラフ・表・数値・文言は、内閣府 「令和五年度高齢社会対策総合調査(高齢者の住宅と生活環境に関する調査)の結果」より抜粋させて頂いております。
●調査対象者の基本属性
男47.7% 女52.3%
65~69歳22.8% 70~74歳28.2% 75~79歳22.5% 80~84歳15.9% 85歳以上10.7%
女性1400名、男性1277名、合計2677名
【問】あなたがお住まいの地域で、不便に思ったり、気になったりすることはありますか。

全体では「日常の買い物に不便」(23.9%)が最も高い。
次に、「医院や病院への通院に不便」(23.8%)、「交通機関が高齢者には使いにくい、または整備されていない」(21.5%)、「散歩に適した公園や道路がない」(12.8%)と続く。
・男女とも年代が高いほど「医院や病院への通院に不便」が高くなる傾向にある。
・女性は年代が高いほど「日常の買い物に不便」が高くなる。
・親と同居している者はいずれの項目も高く、特に、「交通機関が高齢者には使いにくい、または整備されていない」(35.4%)が高くなっている。
・家庭の1か月の平均収入額が5万円未満は「散歩に適した公園や道路がない」(18.5%)が高い。80万円以上は「特にない」(52.1%)が高い。
・都市規模でみると、小都市はいずれの項目も高い。
・地域(6区分)でみると、北海道・東北は「日常の買い物に不便」(30.4%)、「医院や病院への通院
に不便」(33.1%)が高い。中部は「交通機関が高齢者には使いにくい、または整備されていない」(28.1%)が高い。
※地域(6区分)とは・・北海道・東北、関東、中部(北陸・東山(長野県、山梨県、岐阜県)・東海)、近畿、中国・四国、九州
【所感】
田舎は特に、「日常の買い物に不便」を感じてらっしゃる気がします。たくさん買われても、持つことができませんので。車でしたら購入物を乗せれますけど。
仮に、通院されている方がいらっしゃれば、「医院や病院への通院に不便」も感じてらっしゃることでしょう。
汽車はまだしも、バスの運行数は数便しかありませんし。駅まで遠いです。歩ける距離ではありません。