こんにちわ!人間は感情の生き物。米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
「相続」って、みんな不安げに思っちょ~な~が~。
どげだ~か~(どうでしょうかね)。
そげだがん(そうですよね)。
なんが、うち家(げ)には、そげに家の土地と、ちょんぼし(少し)の現金しかあ~へんけ(ないので)、「相続」じゃ揉め~へんけ~。
揉め~へん!揉め~へん!
確かに、そうですよね!
相続財産が少なければ、もめないイメージってありますよね。
ただ、現実はどうもね、そうではなさそうなんですよ!
『相続で最も重要な問題は、何だとお思いでしょうか?』
相続の問題=相続税?いえいえ、実は相続でもっとも重要な問題は、相続した不動産、現金などの財産の分け方、つまり「遺産分割」問題です。
下の資料をご覧ください!
相続資産と紛争割合のグラフ
つまり、相続分割事件の中で、5,000万円以下の遺産分割でもめている件数が、全体の76%を占めています。
とくに、1000万円以下で争ってる件数が33%を占めています。
ということは、
相続の遺産分割争いの3分の1が相続財産1000万円以下の方ということです!
何が言いたいかと言いますと・・
揉める揉めないは、相続税課税には関係なさそうです。むしろ、相続で揉めるのは、相続財産が多いからではなく、平等に相続人に分けられないから揉めると言えます!
どうやら、相続財産が少ないほど、もめる傾向が高いといえます!
なるほどね~。
へ~、そうなんだ!
知らなかったわ。
ご理解頂けましたでしょうか。
こういう私自身も、初めてこの事実を知ったときは驚きました!
揉めるのは、相続財産が多いからではなく、「不平等感」ですね。
相続で揉めるのは、相続財産が多いからではなく、逆に遺産が少なく平等に相続人に分けられないから揉める。