こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
社会人になりましてからは、何十年もずっとサラリーマン生活でした。
実家も私が生まれる前から農業はやめておりました。
そんな農業に接点の無かった私が、昨年、ちょっとしたキッカケで農業の補助をするご縁を賜りました。
田植えシーズンの今は機械を使い米のたねまきをし、育苗箱に入れ、それから苗を出しビニルハウスに入れておきます。
朝昼夕方と苗の水やりは必須作業です。私はたまにしかしませんが、地味に体力を消耗する作業です。
そのビニルハウスから苗を外に出す作業。
ほか、田んぼをトラクターで荒起こし、肥料まき、あぜの草刈り、代掻き(しろかき)・・。
そして、関係者総出の田植え。
まだまだ未熟ゆえに、肥料まき、代掻きや田植えは専用の機械を使うため、させて頂けませんが、それ以外の裏方作業はさせて頂いております。
米作りの工程もたくさんあることを知りました。
ほか、合間にネギやキャベツなどの野菜も植えたり収穫したり。
食したら本当に美味しい。
田舎に帰り、ご縁があり農業にも携わることができ、だからこそ分かることがたくさんあります。
それでも、まだまだ分からないことだらけです。
体力もまだ半人前です。
もし、ここ田舎で農業をやっている方の相続相談が仮にあったとしたら、農業経験無しに果たして心より共感出来ていたかといいますと、それは疑問です。
この9ヶ月間で、トラクターでタイヤが田んぼの中にはまったり、ツタがからまりロータリーが壊れたり、水口に脚を取られ転んだり。
モグラはもちろん、イタチにキツネ、ヌートリアやヘビに遭遇したりとまあ、いろんな経験をさせて頂いています。
本当に、自ら経験できて良かったと思っております。
このような田んぼに畑。ひとことに、農地といいましても、先祖由来の、また、自らの思い入れのある土地と思われます。
僅かなりとも、相談者のお気持ちに一歩近づくことができればという感じです。
まだまだ未熟者ではありますが。
とはいえ、都会にお住みの方々には関係無いお話かもしれませんね。
このゴールデンウィークに一家総出で田植えをしているご家族に何軒か遭遇しました。
空は晴れ渡り青色一色。太陽の光が燦々と降り注ぐ中、木の葉、草の緑色が一段と映えます。
3、4歳くらいの子供さんからお年寄りまで総出です。
お母さんが中学生くらいの子供さんから苗を受け取り、田植え機にセットされ、説明されているお姿も拝見しました。
なにも紙やペンでの書き物ばかりが相続とは思っておりません。
まさしく、路傍にて目に見えない相続に遭遇致しました。