こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
『相続の専門家って鳥取県にいらっしゃいますか?』
はい、もちろん、いらっしゃいます!
行政書士さん、司法書士さん、税理士さん、弁護士さんのような士業さん。
不動産会社さん、保険会社さん。
あっ、そうそう銀行さんに、信用金庫さん。JAさん。
このように、たくさん、たくさんいらっしゃいます。
それで、私、山根が言う『相続コンサルタント』って何をする人なのでしょうか?
行政書士さん、司法書士さんのような士業さんみたいな仕事をするのでしょうか?
それとも不動産や保険商品を扱う仕事でしょうか?
まさか、銀行員みたいな仕事はしない・で・す・よね。
そもそも、上記の様な仕事はできませんし、今更、真似するつもりもございません。
では、どんな仕事なんでしょう?
私が言ってます『相続コンサルタント』とは・・
以前、このブログでも書かさせて頂いております。⇓ ⇓ ⇓ ⇓
それでも、まだまだ仕事内容をイメージしずらい方もいらっしゃるのではと思います。
今回、コロナ禍で例えにくいのですが、『海外旅行』を例にとって簡単にご説明します。
仮えば、海外に旅行をしたいと考えているお客様がいらっしゃると仮定します。
その旅行には様々な専門家が関係してきます。
家から空港まで荷物を運ぶタクシーの運転手さん。
飛行機のパイロットさん。客室乗務員さん。
現地のガイドさん。
通訳さん。
現地のタクシー運転手さん。
現地の汽車、または、バスの運転手さん。
現地のホテル従業員さん。現地のレストランのシェフさん、などなど。
直ぐに思い浮かぶだけでもこれだけのプロ、専門家がいらっしゃいます。
仮に、上記の方々が、上にあげました士業さん方や不動産、金融関係のお仕事をされる方々とお考えください。
だから『相続コンサルタント』ってどこに居るの?って話ですよね。
では、よ~くイメージしてください!
上記のお仕事される方って、ほとんどが旅行が始まってからの「実務」の方々です!
それぞれ旅行、交通機関などに関するプロフェッショナル、専門家です。
どのように旅行するのか、何がしたいのか、見たいのか決まった上での実際の業務が主になります。
では、お客様は海外旅行に行かれるまで、な~んにも、全く準備されないのでしょうか?
海外旅行です!ちょっと鳥取の米子から神戸まで行ってくるレベルの話ではありません。
お客様はまず、どこに行きたいのかを決めなければなりません。
お客様ご自身がどこに行きたいかのご希望、お気持ちをハッキリしないといけません。
ただ、その行き先は、ご家族皆が容認できる場所である必要があります。治安が悪く危険も伴う場合があるからです。
そこにはいつ行くべきなのか検討します。
現地の気候、気温はどうなのか情報を確認します。ご自身の休みがいつ、どれくらい取れるのかも大切な要因です。
現地に行くにはどのような服装、荷物が必要なのかも検討しなければなりません。
何が必要で何が不要なのか。その行き先の情報が必要です。
そもそも、お客様自身がなぜ国内ではなく、海外に行ってみたいと思われたのか?です。
何を見たいのか、何を知りたいのか、どのように行ってみたいのかを明確にする必要があります。
例えば、当初、「学習した英語を現地で試してみたい!日本から直ぐのアメリカ領に行きたい」と話された方に、キレイですよ~!と言って飛行機で8時間程度かかるハワイをお勧めするとか、船旅をお勧めするのは適当ではありません。
当然、3時間半程度で行けます日本から近いグアム島が適当と言えます。学習した英語力を早く試すことができます。
そして、一番大切なのは、旅行の行った先で何が一番したいのか、何を見たいのか、それを達成するにはどのような旅行プランなのかを明確にしなければなりません。
当初は、「学習した英語を現地で試してみたい!日本から直ぐのアメリカ領に行きたい」というご希望でしたが、そもそも、なぜ英語を学習しようと思ったのかよくよくお聴きしてみると・・。
幼い頃、ハリウッド映画で見た有名な橋を是非見たい、行きたいと思ったから。そのことを思い出されたとします。
そうなりますと、もうそこはグアム島でもハワイでもなく、サンフランシスコへのご提案が最適になります。
このように、行った先で何をしたいのか、見たいのか、その気持ちはどれだけ強いものなのか、お客様のお気持ちを明確にする必要があります。
さらに、行き先は治安がいいのか悪いのか、旅行するのに適当な気候なのかなど、俯瞰して検討する必要もあります。
これらの状況が分かってからでも、実際の旅行の手続き、手配準備は可能です。
それでは、私の考えます『相続コンサルタント』の仕事は?
① 真実のお気持ちを整理します。
ご相談者ご自身が、ご自身の本当のお気持ちにお気づきでない場合があります。見送られる方の本当の気持ち、そして、見送る方々の本当の気持ちをまずは整理します。
② 家族の調和を考えます。
例えば、節税ばかり考えて、お一人に資産が集中し不公平感が噴出してご家族の調和が乱れる可能性があります。
必要な場合があれば、ご相談者様の他のご家族を含め、ご家族での打合せをする場合がございます。
③ 未来も考えます。
「相続相談」とは言っておりますが、相談者様がまだまだこれから残された人生を安心に生きて頂かなければなりません。介護問題だったり、墓守問題だったり、時には人生設計だったり・・。
考えることは「相続」以外にも発展することがございます。
上記が、私の考えております『相続コンサルタント』の仕事です。
今回、強引に海外旅行の話に例えましたが、他の相続の専門家の方々との違いが、なんとなくでもお分かり頂けましたでしょうか?
確かに、旅行準備はるんるん気分で楽しみがありますが、相続の準備は面倒そうで、何をすべきか分かりずらいところがあります。
相続は、旅行以上に複数人の感情が入り組み、それだけ簡単な問題では無いということは言えます。
相続の主人公は○○業の方でも、私でもなく、被相続人になる方と相続人全員です。
そして、相続対策できるのは、ほとんどが生前のお元気なうちです。
この『相続コンサルタント』という仕事は、なかなかご理解頂けないかも知れませんが、少なくともご相談者様やそのご家族のすぐ側にいる仕事です。
問題は遅かれ早かれ出るときは出ます。まずは問題点を明確にされて、余裕を持たれて、ご準備されてはいかがでしょうか。
将来のために保険をおかけになられていらっしゃいませんか。それと同じ考え方です。
病気にならないように、健康食品やサプリメントを飲まれたりされてませんか。それと同じ考え方です。
放置されずに少しでも早く、相続ゴタゴタの芽を摘まれませんか。
最後に、もう一度申し上げます。
相続対策できるのは、ほとんどが生前のお元気なうちです。