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実家こそが相続問題?

こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。

実際に何名かの方とお話させて頂いた正直な感想とは。

それは、多くの方々が最初におっしゃる言葉が「相続?いまのところ、問題になってない。」です。

それは当たり前で、相続が実際に起きていないから、目に見えた問題になってないからです。

ただ・・よくお聞きすると

「家や田んぼをつぐもんがおらん!と。

そうそう、それこそが相続問題の一つです!

鳥取県の空き家率は、平成30年調査で、15.5%(「住宅・土地統計調査」)となっています。

全国平均でも13.6%。

これって、実は恐ろしい数値です!!

鳥取県では、ざっくり、6.5軒のうち1軒は空き家だということです。

周りの家を見渡してください。どこかの家が空き家になっていても不思議ではない状態だと言えます。

都会部の神戸市でも兵庫区とか長田区は、何軒か空き家があって驚いたことがあります。

そう簡単に、相続問題はうちには関係ないと決めつけられない状況だと思います。

ならば、家を壊して平地にして、売却を考えてみようなか?

そのまま売れるのでしたら、問題ありません。

借りてくれる人がいれば、それはいい状況です。

でも、買ってくれる人が見つからない。いっそのこと家を壊したら売れるかも・・。

ただ、壊すとなると、解体費用もかかるし、住宅用地の特例から外れて固定資産税が上がる可能性も考えないといけません。

ですから、そのまま放置している方が多いのです。

市町村にタダであげるのはどうかしら?

ニーズの無いものは、市町村ももらいません。余分な維持管理費は払いたくありません。

よ~し、こうなったら「相続放棄」だ!

「相続放棄」しよう!させよう!

ちょっと待ってください!

家屋だけ放棄して、ほかの預貯金はもらえるなんてことはできませんからね!

しかも、空き家の管理義務は残ります!

もう一度言います。相続放棄しても、新しい所有者とか管理ができる人が見つかるまでは、空き家の管理義務は残ります。

空き家が倒壊し、他人に損害を与えたら賠償責任の可能性だってあります。

じゃあ~どうしたらいいのでしょうか?

ひとつは、家庭裁判所に相続財産管理人選任の申し立てをする方法です。

ただ、予納金が必要になります。

タダではないのです。

他には?

年に何回か、ご自分で管理されるか、簡単な家屋の管理をシルバーさんや業者に委託されるかです。

市町村に空き家の相談窓口があれば、そこでご相談されるのもよいと思います。

反対に、空き家をずっと放置してみてください。

徐々に家は朽ちてきて、最悪、不法侵入者が増えてくるかもしれません。

もう、そうなると買い手がどうこう以前に、手の付けようがない状態になる可能性だってあります。

周りの方にも、ご迷惑をおかけすることにもなります。

このように、詳細を確認しますと、相続問題は潜在化しているのがお分かり頂けると思います。

これでも相続問題の一例です。

このような問題をサポート、解決策を考えるのも仕事です。

なにかありましたら、ご相談ください!

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