こんにちわ!人間は感情の生き物。米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
残念なことに、私の田舎、米子の街でも家庭内での争いが増えていると、私の耳に入ってきました。
仮に、事件に至るものは、誰が通報するの?ご本人?とお尋ねすると・・周りの方が通報するとのことです。
あ~、やはり、当事者はことの大きさが分からない?いや、分かっているけど誰に言ったら、助けを求めていいのか分からない。勇気がでない?でも、これが、その家族にとっては日常ですから、毎日の当たり前の世界なのでしょうか・・。
病んでませんか?今の日本、病んでませんかね?
物欲を求めてきた結果?ですかね?
なぜ、もっと「心」にスポットを、視線を向けられないのでしょうか。
相続も同じ。もめる・・。
だから、ネットでも、ドラマでも、ネタに使われています。
それは現実世界でも。
では、なんで相続でもめるんでしょうか?
相続でもめないためには、なんで相続でもめるのかを探求すればいいのかも知れませんね!
※ここからは、一般社団法人 相続診断協会『知識編テキスト』も参考にさせていただきます。
(1)相続財産は法定相続分どおりに分けられない
相続財産のほとんどは、不動産や会社の未上場株式など、法定相続分どおりになかなか分けられません。
「法定相続分」。財産の法律上の分ける割合。
いいんですかね?あなた様のご家族の財産、いや財産だけで無い、大切な伝統、先祖代々伝わっているもの。
それ、法律に委ねられるんですか?それで、本当にいいんですかね・・。
たとえば・・家があってそれを兄弟で法定相続分どおりに無理やり分けました。確かに、でかい敷地なら分けれる場合もあります。通常の一軒家、無理矢理、仮に半分半分、相続分通りに分けたとしましょう。
その数年後、数十年後、兄弟の状況は変わり、その家に住んでない方がその家を売りたくなるのかもしれません。
そこに住んでいるもう一方の方・・許可してくれますかね。今住んでいる家を今更売ることを許してくれますかね?お住みの方は出て行かないといけないのです。
子供の学費のために、オレの持ち分の土地売りたいんだけどなぁ・・。
勝手なこというなよ!だめだよ!
頼むよ~。うちの嫁もお願いしてるんだよ。
なっ!顔を立ててくれよ、兄ちゃん!
せっかく、有名な私学に入れたんだ。
ふざけたこと言うなよ!こんな狭い家や土地、どうやって分けて売るんだ?印鑑は絶対に押さないからな!オレにも家族がいるんだ!分かるだろ!!
法定相続分で分けて、そのときは「よかった!よかった!公平に丸く収まった!」だったのかもしれませんね。
ただ、その「法定相続分」通りに分けたがゆえに・・。新たな争いが勃発するとは・・。
現実、その場しのぎのケースがあるから怖いのです。
※「法定相続分」通りに分けることが悪いわけではありません。ただ、すべてが杓子定規でわけれるものではなさそうです。
つづく。