こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
さて、今回は「年齢階級別賃金」データです
今回は、特筆すべき点は少ないように思いますが・・
大企業、中企業、小企業の比較、年齢別の比較から見えてくるところもありました
データは日本FP協会の会員向けページ、FP 実務の基本データ集から抜粋しました。
2026年4月30日UP分です。
○ 本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、金融商品等の勧誘を目的としたものではありません。
○ 本資料は、日本FP協会が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
とのことです。
ただ、一つの指標にはなりますので、ご参考ください。
年齢階級別賃金
2025年の年齢階級別賃金です。
データは「賃金構造基本統計調査結果の概況」より入手し、ここでの「賃金」は 2025年6月分における常用労働者の所定内給与額の平均です。
所定内給与額とは、労働契約等であらかじめ定められている支給条件、算定方法により6月分として支給された現金給与額のうち、超過労働給与額を差し引いた額で、所得税等を控除する前の額です。

・大企業だから給与も高いでしょう
・60歳すぎると賃金も減るでしょう
と思われるかもしれませんが、奥が深いかもです
グラフから年齢が上がれば賃金も上がる傾向は、大企業ほど顕著のようです
大企業では、20代後半以降に急激に伸びていますが、それに対して、中小企業の伸び方が比較的ゆるやかに見えます
例えば、55~59歳給与では、大企業が約46.6万円、中企業が約37.7万円、小企業が約33.5万円です
当然、開きがあるのは当たり前でしょうが、「能力」はもちろんでしょうけど、結局、「どのくらいの企業規模に所属しているか」で生涯賃金が変わってくる気がします
20代前半では、大企業給与が25.8万円に対して、小企業が22.6万円で、差は約3万円程度に過ぎません
ところが50代後半では、大企業が46.6万円に対して、小企業は33.5万円で、差が13万円超にもなっています
管理職、役職手当、年功賃金、賞与などが大きい大企業に大きく関係しているかもしれません
ただ、大企業でも安心できないのが・・60~64歳です
大企業:46.6 → 35.8万円
中企業:37.7 → 31.6万円
小企業:33.5 → 31.6万円
ズバリ、「定年再雇用による賃金減少」です
残念ながら、60~64歳は大企業ほど落差が大きいようです
大企業は、現役時代は高賃金なのですが、60歳以降は永く働くのはご遠慮頂きたい(・_・) みたいな流れがあるのでしょうか
まだまだ、気になるのが60代です
60代になると大企業~小企業までの企業規模格差が縮小していませんか
65~69歳を見てください
大企業 29.5万円
中企業 28.5万円
小企業 28.1万円
なんと、65~69歳は、ほぼ横並び状態です。
再雇用、短時間勤務、非正規・・関係しているのでしょうか
大企業にいた人でも、60代後半では賃金面の優位性が薄れる?
私もまだ幻想を抱いているのでしょうか
「60代でも現役時代並みに稼げる」・・もはや錯覚(^^)
現実、60歳前後で賃金が急減し、65歳以降さらに低下!
結論として、老後準備で本当に重要なのは、50代までの貯蓄形成
やはり、賃金だけ見たらの話ですが、大企業で定年まで働いた方が貯蓄形成しやすいでしょうか
ただ、上記はあくまで一般論です
中小企業でも賃金の高いところもありますし、個々人で幸せの価値観も違いますし、ご家族内の状況によっても異なります
皆、同じライフプランになりません
各ご家族で、将来のご希望も異なります
逆に、面白い見方ができます
小企業は、上昇幅が小さいかもしれませんが、60代の下落幅も小さい点です
大企業は「高落差型」、小企業は「安定型」でしょうか
私はどちらも職務経験がありますが、小企業は条件が変わらず、ずっと働ける環境があるかもしれません
もしかしたら、条件にもよりますが、生涯、業務委託等でその小企業と関わりながら働き続けることができる可能性も否定できません
(2026年5月11日現在情報)
