こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考えるファイナンシャル・プランナー【日だまり】の山根です。
数年前まで、私の家の近くに空き家がありました。
今は整地された後、都会から移住された方がお住みになられています。
集落内には他にも空き家があります。
都会部でも空き家が増えているニュースを見たりすると驚きます。
想い返してみますと、確かに神戸市内にも空き家がありました。
そんな空き家に関して、先月、統計発表がありました。
総務省の「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」からの抜粋です。
総住宅数
●総住宅数は増えています。が、増加率はおおよそ低めで推移しているようです。
都道府県別 総住宅数 増減率
●総住宅数増減率を各都道府県ごとに見て頂けます。
都会部と地方部に分かれるのかなと思っていましたが、増えていますのが、1位沖縄、2位東京、3位神奈川、この辺りは想像通りかな?実は同率の3位に・・・滋賀!5位も同率の2府県あり、大阪と千葉の順で並びます。
ちなみに、秋田、高知、長崎、青森はマイナスでした。
我が鳥取県は2.2%増と、思ったより踏ん張った感があります。
広島、京都、新潟はちょっと意外でした。
全国の空き家数、空き家率
●全体的な空き家率が2023年13.8%。
10軒あれば1軒強という計算になります。ただ、この数字には賃貸・売却用などの住宅も含まれています。
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率は、2023年5.9%。
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家数も徐々に増えています。
※賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家とは:
賃貸用の空き家、売却用の空き家及び二次的住宅以外の人が住んでいない住宅で、例えば、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など
全国都道府県別 空き家率(2023年)
●賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率
2023年10%を超えている県は・・10軒あれば1軒は空き家という計算に。
鹿児島、高知、徳島、愛媛、和歌山、島根、山口、秋田
平均は5.9%です。
私の住む鳥取県の賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率は9.7%。
10軒あれば1軒弱が空き家という計算になります。
体感的に、そんな感じです。
ただ、うちの集落は、他県、他集落からと移り住む方がいらっしゃるようで、急速に空き家が増えているという感じはありません。
ただ、今後、10年経ちますと急速に空き家が増えるかもしれませんね。
●全体的な空き家率、2023年は・・
20%超えの県は・・
徳島県 21.2%
和歌山県 21.2%
山梨県 20.5%
鹿児島県 20.4%
高知県 20.3%
長野県 20.0%
平均は13.8%です。
空き家問題とよくは耳にしますが、想像以上に深刻な問題のようです。