こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、【日だまり】代表の山根です。
相続手続カウンセラー協会の『相続情報 2022』のグラフよりヒントを得て「厚生労働白書」を覗いてみますと、今までの認識を否定されることに気付かされます。
今回は”未婚率”に焦点を絞りたいと思います。
未婚(おひとりさま)の場合は想像以上に相続時に親族周りに影響があります。
日本の将来の経済にも大きく影響があると思われます。
2015年までの情報で少々古いデータなのですが、参考程度にご覧頂ければと思います。
それでは、どうぞ!
年齢階級別未婚率の推移
令和2年版 厚生労働白書より抜粋
どのように、お感じになられましたでしょうか?
私が20代の頃の女性の結婚適齢期はクリスマス日に例えられた時期があったように記憶しております。
24歳と25歳との間に壁が作られていた感があったような、更に30歳までに結婚しないとといった風潮があった気がします。
今は男女ともに、20代の結婚は早い方に思えます。
30代前半でも、女性の1/3が未婚、男性に至っては1/2、半分が未婚です。
30代後半では、女性の1/4が未婚、男性の1/3が未婚です。
「30半ばにもなって、うちの子は結婚しなくて!」とか、
「オレ、もうすぐ30半ばだけど結婚してない。焦るな~。」とか、
全然焦る必要はないと考えられます。
それだけ経済が不安定になったということなのでしょうか。
それでは視点を変えて、もっと年齢を上げて、50歳の未婚率をピンポイントに見ていきますと・・。
50歳時の未婚割合の推移
(注)50歳時の未婚割合は、50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合
2020年は国勢調査、2025年以降は「日本の世帯数の将来推計」より
50歳とはいえ、
2020年時点で50歳の男性の4人に1人は未婚、女性の6人に1人が未婚。
これが2040年には推計で50歳の男性の3人に1人は未婚、女性の5人に1人が未婚。
子供の数が減り、日本を支える人が減り、経済を支える人が減り・・。
相続の形も変わるのでしょうか。