こんにちわ!人間は感情の生き物。このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える米子相続コンサルタント、ファイナンシャルプランナー【日だまり】の山根です。
今年も送られて来ました。
一般社団法人 相続手続カウンセラー協会の『相続情報2023』という冊子。
残念ながら、協会に加盟していないともらえません。
この冊子には相続に関して興味深い情報が記載されていて、いつも楽しみにしています。
そうそう!という内容もあれば、ショッキングな内容まであります。
日本国内のデータに関しても記載ありです。
かなり秀逸です。
・「将来のことを誰に頼みますか?」
・「頼む相手にそれを伝えていますか?」
・「伝えた相手は承知してらっしゃいますか?」
とはいえ、実際に考えるとなりますと、「え~と~・・。」、「頼みにくいなぁ・・。」、「迷惑掛けたくないしなぁ。」
じゃあ実際、面倒看てくれているのは一体誰なの?でしょうか。
日本国内の大勢がどうしてるのかが、私、知りたかったのです。
私自身の問題でもあるからです。
そうしましたら上の『相続情報2023』p14に載ってました。載ってましたよ。
『■要介護者等から見た主な介護者の続柄』に。
情報元は内閣府の「高齢者社会白書」になりますので、ちょっと情報元から拝借致します。
ここには『相続情報2023』記載の図と一部ダブりますが、
内閣府ホーム>内閣府の政策>政策調整トップ>高齢社会対策>高齢社会白書>令和4年版高齢社会白書(全体版)>2 健康・福祉
>第1章 高齢化の状況(第2節 2)>第2節 高齢期の暮らしの動向(2)>2 健康・福祉>(2)65歳以上の者の介護
>イ 主に家族(とりわけ女性)が介護者となっており、「老老介護」も相当数存在
>「図1-2-2-8 要介護者等から見た主な介護者の続柄」から一部抜粋させていただきました。
感想は、
「なんだかんだ言って、要介護者の面倒を看ている介護者は・・7割方、ご家族だった。」のです。
全体の半分は同居の家族です。
何が言いたいかといいますと・・
・今、お一人住まい増えています。未婚者も増えています。周りご覧になられてそう思われませんか?
若い人、結婚していない人多くなっていると思われませんか?
・上の図には「同居の子供」が介護している率が2割もいますが、今、親がご高齢な家に「同居の子供」さんって、いらっしゃらないと思われませんか?
将来、だれが面倒看られるのでしょうか?
別居のご家族でしょうか。
別居といえども何百kmも離れていたら、実際に介護できますでしょうか?
介護事業者さん?
資金的に余裕なければ・・「不詳」の部分に。
ゾッとします。
ちなみに、うちは介護を見越して夫婦で帰郷しました。
なので「同居の子供」類に入ります。・・将来、間違いなく老々介護になります。